「…けれど、守られるのであれば私は帝狼には入りません。」
「…強情だね~、でもそんな奈織ちゃんもかわいいよ❤」
…本当にキモい、藍色。
私に話しかけないで。
「…ま、奈織なら大丈夫ですよ。」
「……姫、危険。」
「赤…じゃなくて、廉人さん。
私なら平気ですよ。」
「…どうしてそう言い切れる?」
…はぁ。素直に認めなさいよ、黒。
「…剣道、合気道、空手、柔道…
そのほか数種類の武術で師範代を持つ奈織に勝てる輩はこの帝狼にもそうそういないと思いますよ」
勝手に私の経歴を暴露した、慎哉。
…あとでしばく、絶対。
「…強情だね~、でもそんな奈織ちゃんもかわいいよ❤」
…本当にキモい、藍色。
私に話しかけないで。
「…ま、奈織なら大丈夫ですよ。」
「……姫、危険。」
「赤…じゃなくて、廉人さん。
私なら平気ですよ。」
「…どうしてそう言い切れる?」
…はぁ。素直に認めなさいよ、黒。
「…剣道、合気道、空手、柔道…
そのほか数種類の武術で師範代を持つ奈織に勝てる輩はこの帝狼にもそうそういないと思いますよ」
勝手に私の経歴を暴露した、慎哉。
…あとでしばく、絶対。