「……わかりました。


でも、私は守られません。」



…こんな奴等に守られるなんて一生の恥。



「……まぁまぁ~、そんなこと言わずに守られてなって~。



奈織ちゃん、女の子、でしょ??」



「あ、耀。それ禁句ですよっ!!」



慎哉が焦ったように藍色をなだめる。



…焦りすぎでしょ、



ま、昔の私知ってたらそうなるか。


………でも、



「…大丈夫、ですよ」



もう自分をコントロールできないほど子供じゃない。