孤独な自覚姫

「アメリカ?」


「うん。大「もぉー!!お2人さーん!!まだ話終わんないの!?」」



後ろからピンクが叫んだせいで、耳が痛い。



「……あ、すみません。


ちょっといろいろ話しこんでしまって。」


…やっぱ、慎哉も猫被んの早いじゃん!!



ていうか、なんで金髪にしたのか聞き忘れた。


ま、いっか。



そのうち聞こー。



「…2人ってさ、付き合ってんの??」


…藍色、うざっ



「いえ、付き合ってはないですよ」


にっこりと笑顔で返せば、慎哉がちらっと見ていたけどスルーしといた。