―――――・―――――・―――――


「ここだよぉ~!!」



数十分バイクに乗って着いたのは、なんかものすごく大きな建物だった。


…ここが倉庫、ね。



「バイクの運転うまいんですね。」



…無免には見えなかったわ。



「えへへへっ、ありがとぉ~」



「さーっ、入ろ!!」


もうここまで来たらあきらめるしかないわね。



入口に立ってみてその建物の大きさに少し驚いた。



ドアだけ見ても、たぶん5,6メートルは軽くあると思う。



「よし、開けるよぉ~っ!!!」



そう一言言ってピンクは腕に力を込めた。




ギィ―…



ちょっとすれた音がして、その重たそうなドアが開いた。