孤独な自覚姫


「なぁーに?



姫様、俺に見惚れちゃったぁ~??」




ニヤニヤしながらいきなりこっちを向いた耀。







こんなチャラ男が料理できたことに意外感がすごい…。




………ていうかずっと気になってたんだけど。






「…私は、姫様なんかじゃないんだけど。」





しぃ―ん…と2人しかいないリビングに沈黙が落ちた。