孤独な自覚姫

「……俺の言葉を遮らないでくださいよ、総次。」



「……う、ごめん………」




「おー、そういえばなー…



俺保健室の先生だから保護者の相談とか受けるわけよ。



んでー、ある方からのご相談なんだけど~…」




……いやいやいや、海翔…?




それ完全にプライバシーだよね?



先生には相談者の相談内容を守る守秘義務があるよね?!





え、こんな簡単にばらされちゃっていいの!?





「で、まぁその人のガキはどっかの暴走族やってるらしいんだ。」




ほうほう…。