孤独な自覚姫

「ふふふっ。



こちらこそよろしくお願いいたしますね。




花咲の御曹司♪?」



周りに見えないように背を向けて、



慎哉にだけ真っ黒い笑顔をプレゼントしてあげた。




暁と紫穂にだけは見えたみたいだけど。





「……………え、?!」




やけに静かだった後ろから突然声が聞こえてきた。




黒い笑顔を片付けて、綺麗な微笑みで振り向くと、




後ろにいた一応クラスメートが全員真っ赤になった。