お茶を飲む上半身裸の一紗を無視して、冷蔵庫を開けて明日のおかずを考えた。
「あ、そうだ、食器洗いありがと」
「ご褒美は紗弥さんのチュウがいいな」
ん!とキス顔を披露する一紗の濡れた唇を、指でツンとつついて寝室に向かった。
「あ !?紗弥さん、今の唇じゃないでしょ!指 !?ねえ、指 !?酷い!」
うるさ。
モゾモゾとベッドに潜り込む。
「ねー紗弥さーんチュウは?」
追いかけてきた一紗がしつこく捲し立てる。
「もう寝る」
「……紗弥さん、詰めて」
「は?入ってこないでよ変態」
「とか言いながら入れてくれる紗弥さんホント天使」
「せめて服着ようよ」
「いいジャン」
短パンだけ履いてベッドに入ってくる変態。
「はあ、おやすみ」
「おやすみ~」
「一紗?」
「っ……ん…?」
寝た?寝てるよね?
モゾ、と動いて一紗の目覚ましをわたしの横に置く。
これで、明日早く起きれるかな。

