「俺スコッチ」
うわー、いきなり強いのいくなぁ……
橘、強いくせにめっっっちゃくちゃ飲むから酔うんだよな……
「あっ !?」
今日って月曜日じゃん!
うっわ、最悪。
「なに?紗弥、どうしたの?」
「いや、今日月曜日だな、って」
「週末気分はまだ早ぇよ」
「うわー、控えよ」
「みんなでカシスオレンジ」
「ジントニック」
「「ないないない」」
なにげに仲良しなんだよね、麗と橘は。
わたし絶対二人は付き合うと思ったのに、麗年上彼氏さんと付き合っちゃうんだもん。
「お待たせしました~」
先に運ばれてきたアルコールで、とりあえず乾杯。
「そんじゃー、えー、宮内の破局を…………」
「なによ」
「えー、破局を宮内の新しい人生の始まりとしてー、かんぱーい!」
なんか上手くまとめたなー。
「「「かんぱーい」」」
「でさー?渉さん、紗弥が可愛いって言うのー」
「そりゃ ひでぇ」
……ちょっと待って。
今日は、わたしのヤケ酒の日だよね?
なんで、麗が愚痴こぼしてんのよ。
「そりゃ紗弥は可愛いけどさー! 彼女にたいしてそれはないよねー」

