「ふぅ」 俺、桜井隼人はため息を漏らした。 正直、おれはモテる。 学校に行くとすぐに女に囲まれる。 けど、俺は女が嫌いだ。 すぐ泣くし、うるさいし! 「あぁっ!もう、屋上でも行くかぁ」 しつこい女をまいた後、おれはひとりで屋上へむかった。 そこには…―――――――――――――――