「遥希…遥希ぃっ!


ありがとっお…


怖かった…怖かったよ…ヒック…コホッケホッ」







遥希「大丈夫。大丈夫だよ。




もう大丈夫だよ。ちょっと咳出てきちゃった




ね。大丈夫だから。落ちつこう? 」








「ん。…ありがと」








しばらくすると遥希が私を抱き上げて






歩き出した







「はる…き…?」








遥希「大丈夫だよ。家に帰るだけだから。」






「ん…」








遥希「泣いたら眠くなっちゃった?




寝ていいよ。」







「ん。」