ただ、キミが恋しくて…愛しくて…

春香side






「ん……」




遥希「あ。春香。目、覚めた?」





目が覚めると、心配そうに
私に声をかける遥希の姿。




ここ…病院?





あ…そっか…私、発作起こして倒れたんだ。







遥希「春香ね、倒れた時40度位熱があったんだ。今は薬で熱は下がってるけど、薬が切れたらまた上がると思うから。また少し入院ね。熱が下がったら退院できるから!なんかあったらナースコール押してね。」









「わかった」




遥希は優しく言うと、私の頭を撫でて
「じゃ、また見に来るから!」と言って
病室を出ていった。