ただ、キミが恋しくて…愛しくて…

遥希side










──ガチャッ



あれ?真っ暗。春香、寝てるのかな。





俺「ただいまー。




春香??」






俺「春香、どこ?


なんで電気ついてないのー?って


わぁっ!?


春香。びっくりした。」




春香はソファーで丸まって震えていた。




俺「春香!?どうした?何があった?」





春香「助けて…遥希…怖い。怖いよ…」




春香はそう言って机の上を指さす。




そこにあったのはたくさんの写真。




写っているのは春香。




春香「昼にね、出かけようと思ったらね…




郵便受けに入ってたの…」




こないだ話してたストーカーの仕業か…


クソッ



俺は春香を強く抱きしめた。




俺「春香。大丈夫。大丈夫だよ。俺がいるか





ら。春香には俺がついてるから。」









このストーカーはだいたい検討がついている。




こないだ、春香をつけていたのを見た。

顔もしっかり見た。



明日は休みだから。明日のうちに解決しよう。





春香の顔は真っ青だ。このままじゃ、春香が持たない。




俺「春香。俺が明日中に何とかしてやる。だから今日はもう寝な。そばにいるから。な?」





春香「うん。ありがとう…」




すると春香はすぐに眠りについた。