ただ、キミが恋しくて…愛しくて…

それからしばらく、春香ちゃんは目を覚まさなかった。



すごく心配になった。




3日目の朝、春香ちゃんの病室に行くと、




目が覚めた春香ちゃんがいた。


俺は起こったことを全部話し、苦しいところはないかと聞くと、


春香ちゃんは静かに頷いた。



ああ、酸素マスクのせいでしゃべりづらいのか。

外してあげよう。





酸素マスクを外すと、春香ちゃんは



すごく不思議そうにしていた。


あぁ、そうか。自己紹介まだだったな。


俺が自己紹介をすると、


春香ちゃんも自己紹介をしてくれた。





自己紹介が終わったところで、春香ちゃんに


入院の話をした。


春香ちゃんは



訳がわからないという顔で見てきたので、


理由を話すと、


「わかりました。」


の一言。





その後すこし会話をして、

「また後で来るから。安静にしててね。」


と言い、病室を出ていった。