片道2時間。





その真剣な瞳が、切なそうに細められた瞳が、あの時とは違うって必死に訴えているように気がした。







…西野くん?






「…そんな困った顔するなよ、冗談って気づけバカ」







ふっと緩んだ西野くんの頬。



急に緊張感が消えた。







「冗談?」



「そ、ウソウソ。だまされた?」






今も、だまされてる。




そんな、悲しそうな顔もウソなの?