片道2時間。





「何のために、俺がいるの」



「え?」



「泣いてたら慰めるのが、俺の役目でしょ」





頬杖をつきながら、私を見る西野くん。




一瞬泣き笑いみたいな顔に見えたのは、気のせいかな。





「鳴海は俺にどんな言葉をかけてほしいの?」


「え?」


「もう諦めろ?さっさと忘れろ?それとも、もう俺にしろよ、とか?」


「……ちが、」


「俺がとける問題じゃないだろ」






自分で。


自分で答えを出さなきゃいけない。