片道2時間。






それから始業式が始まり、長い話を聞き終えて、今日は学校が終わった。



西野くんは教室に帰ってきてからも私のこと睨んでた。



なんだよ、そんなに私のことが嫌いか!




「小夏ー帰ろー」




「はーい」




私はこっそり西野くんを一睨みして、由佳と佐野くんのもとへ走った。