「待つよ」 優しく頭をなでられる。 その温度に、また涙が出て。 「俺は待つから。答えが出たら連絡して。 その時は、二時間分の距離をこえてすぐ会いに行くから」 そうして彼の顔がどんどん近付き…。 優しく唇が触れた。