片道2時間。









嬉しい。




でも、この涙は嬉し涙みたいに温かくなかった。








「…考えて、俺のこと」







手を握られ、真剣な瞳で見つめられる。








「泣かせた分、笑顔にさせたい」








打ち上げ花火に照らされた前澤の顔。






…前澤の瞳の中には、





私しか映ってない。