片道2時間。








振り返れば、少し髪が伸びた前澤で。






…なんで?




有紗ちゃん、会わせないって言ったじゃん。





…こんなことになるなら、来なければよかった。








前澤にあえて嬉しいはずなのに、涙が出そう。








「…鳴海」







そしてもう一度彼は、私の名前を愛おしそうに呼んだ。