「と、とりあえず早めにお風呂に入ろう、そうしよう!!」
よっしゃー!と
1人で謎の気合を入れるアタシ。
うん。何やってんだろとか思わないで。
自分でも分かってないから。
よし、そうと決まったらお湯沸かさないとね。
善は急げって言うしね。
早速お湯を沸かそうと、お風呂場の近くまでやってきた時だった
ピンポーン
「ひ…っ!?」 ビクッ
突然の来客にびっくりして、肩を震わせる。
だ、誰かな…宅配便…??
や、でもお母さん何も言ってなかったし…。
じゃあまさか…不審者!?
とりあえず確認してみよう…。
そしてアタシは、インターホンに映る姿に驚愕してしまった。
な、何でここにいんのよ……アイツ。
そこには、1年3組のアイドル王子
田口洋介が立っていた。