ウラオモテ





「…へぇ、俺の事意識して眠れなかったんだ。」




…このドS野郎が聞き逃すはずもなく……、


偉そうに腕を組んで、アタシをじーっと見つめてくる。




「…そんな事、言ってないし……」




目線を合わさないように、窓の外に目をやる。



…なんか、カツアゲでもされてる気分だわぁ…。




グイッーー…ドサッ


「…へ?……」




……あれあれ?



さっきまで青ーい空が見えてたはずなのに、


何で洋のドアップ……?



えーっと……


まず右を見て、左を見て……

……うん、異常アリだな。




そこにあったのは洋の腕で、


夜中見た光景とまるで一緒だった。




「ちゃんとこっち見て言って?」


「……んひゃっ…」ビクッ




耳元で囁くようにそう言われて、思わず身体がビクッと反応する。