ウラオモテ





「本当、素直じゃないのな」




笑い交じりでそう言う。



そんなの…自分が一番わかってるし…。




「…も、もう寝る。」




何故か悔しさを覚えたアタシは


もう一度ベッドに潜り込んで、頭まで布団をかぶった。



まぁ…、案の定アイツも入ってくるわけで…


何か…変な感じ。



気にせず寝よう…明日も学校だし。



枕元に置いてあるリモコンで電気を豆球にする。


こうしないと寝れないんだよね…。



目を瞑って、いざ寝ようとすると…




「なぁ、菜央。」




突然呼びかけてくる。



何かよくわからんけど、ここで反応したら負けな気がする…。




「なぁ、菜央ってばー。無視ー?」




反応したら……




「…うるさい。」




あぁ…、アタシの負けだ。