お化け…。
その単語を聞いて、アタシの背筋は一瞬にして凍りつく。
ま、まさか…いるわけないしね…。
「まぁ、菜央が大丈夫って言うなら俺はいいけど。」
そう言ってベッドから出て、部屋から出て行こうとする。
…別に、平気だし。
平気………
「…何掴んでんの?」
…へ?
気がつくとアタシは洋の手を掴んでいた。
やばい…何とかして誤魔化さないと…!
「あ、アンタがどうしてもって言うなら、ここに居させてあげない事もないけど!?」
洋がニヤッとする。
あ…、地雷踏んだかも。
「ふーん…へぇ……、俺は別に菜央が嫌なら下で寝る…「居てくださいお願いします。」
やっぱり…こうなった…。

