「…はぁ…、疲れた…」




ぼふっと自分のベッドに倒れ込む。



何か…一日に色んなことがありすぎて疲れた…。



それに、何かだるいし…。




でも、こういう時に限って面倒なことが起きる予感が…




ーーコンコン


「…菜央?入っていいか?」




…やっぱり。




「やだ。入ってくんな」




そう、冷たく言い放つ。



…ん?返事がない…下に降りたかな?




「…いいよ。勝手に入るから」カチャ…


「は!?菜央入っていいって言って…な……」




アタシは目の前に広がる光景を見て、言葉を失った。



や、だって……、上半身裸とか…どうよこれ。



しかも、細いのにしっかり筋肉もついていて


いわゆる細マッチョ…ってやつ??



そこにいるのは、もう昔とは違う


すっかり"男"になった、洋。