***** お昼休み。 私はユイトに声をかけた。 彼はすでにみんなの人気者で。 男女問わず、沢山の人に囲まれていた。 「あ……の、飯野くん……」 何となく、ユイトと呼ぶのがはばかれてしまう 。 もしかしたら、もう、私のことなんて覚えてな いかもしれない……そう思うと、軽々しく名前 を呼んではいけない気がした。 一瞬、驚いたような顔をして、彼は私を見た。