朝一で3組まで行き
私の髪の毛を切った女の子達の前に立つ

「ちょっと話があるんだけどいい?」

“なになに〜?”
“やっと槇斗くんから離れる
決心できたの〜?キャハハ”

腹が立ちその女の子の髪の毛を掴み
教室の外へでた。
他の子達もギャーギャー言いながら
順番に教室から出てくる。

“いてぇんだよてめぇ!”
そう言って殴りかかってきた

「私、言ったよね?
身引く気なんてサラサラないって」

“さっきから聞いてりゃ好き勝手
言いやがって!”

私達がよっぽど目立っていたのか
野次馬がどんどん集まってくる

“聞いてんのかてめぇ”


パーーンッ

気がつくと私は相手の女の子に
思いっきり平手をしていた。
ここまできたら食い下がれない。