昨日の事はうっすらとしか覚えてない
でも、夢なのか現実なのか...
はっきりわからない
でも私、マキとキスしたんだよね
いくら口移しって言っても..ねぇ

ちゃんと顔合わせられないかも

「まだ5時かぁ〜」

昨日たっぷり寝て薬も飲んだから
大分スッキリしたけど
念のため今日も休もうかな
あ、そうだ!
マキにお弁当作ろ〜っと!

そう決めたからにはさっそく開始!
30分でお風呂上がってもまだ
余裕で間に合うよね!

そしてお風呂から上がり
お弁当作りに励んだ

「できた〜!」

時計を見ると7時..ってやば!
マキ起こさないと

マキはこっちにいる間
啓兄の部屋で寝泊まりすることに
なってるから さっそく起こしにいく

コンコンッ

「マキー?入るよ?」

部屋に入るとまだ寝ていた

「マキ?おはようして?遅刻するよっ」

「ん?...ぅーん。」

起きたと思ったらまた寝た 笑
昔から寝起きが悪い。

「マーキー! おはようして?」

「ぉは..よ」

スースー
また寝てしまった。

「おーきーてー!起きないと
おはようのちゅーしちゃうよ?笑」

「んー?うん 起きた。はよ。」

「はい、おはよ!」

マキが起きたので台所へ
朝ごはんの準備をしに行こうと
立ち上がると ぐっと腕をひっぱられ


ちゅっ

頬っぺたに軽くキスされた

「ん、おはようのちゅー。」

「な、なに言ってんの ばか!」

「風呂入ってくる」

あくびしながら部屋を出て行くマキ

うそ...
私いまどすっぴんだしちょんまげだし
ましてやおでこに冷えピタ...
もっと綺麗な格好してる時にしてよ
あんな不意打ちせこいよ
あーもお!どんどん、マキのペースに
飲まれていく 私ばっかドキドキして
私だって...!