無自覚のお姫さま×学園の王子

それから私は、学校から走って帰ってきた。

なんなのよ〜〜あいつ!!!!

ドキンドキン…………

なんで私は、ドキンドキンしてんのよ!?

まぁいいや。部屋行こ

「あ、帰ってきたわね。おかえりなさい」

「ただいま。お母さん」

私はお母さんと二人で暮らしている。お父さんとは、私が小学生の時に、りこんしたんだ。

「はな、話があるの」

「何はなしって?」

「実はね………少し実家に帰らないといけないの」

「おばあちゃん達のところ?」

「そうよ」

「いきなりなんで!?」

「用事ができたからよ」

「私はどうすればいいのよっ!!」