相性悪そうだネ、君ら。
だが、険悪な空気に気づかないダリアは…
「私、ソージに捕まってるワケじゃないわ。
好きで一緒にいるのよ?」
やはり里芋を口に放り込み、ニコリとソージに微笑みかけた。
「ソレが既に錯覚なのです!
目をお覚まし下さい!
伯爵をはじめ『使徒の国』の者は皆、『ノエル』がお戻りになられる日を首を長くして待っているのです!」
「えー… どうして?」
「どうして、ですって?
あなた様に新たな命を授かり、あなた様の治める『使徒の国』で、あなた様と共に永遠の幸せを掴むためですとも!もちろん!!」
片手にお椀、片手にお箸、なんて間抜けなスタイルではあるが、カオリは全力で熱弁を振るった。
『電波だわ』『電波ですね』などとコソコソ囁かれているが、気にしなーい!
「私は、あるバイオエネルギーの研究者です。
開発は困難を極め、同業者たちは『実現不可能な次世代の技術だ』と言って、手を引いていきました。
でも!
あなた様の治める『使徒の国』でなら!
実現は可能です!
次世代も遠未来も、我々の手の中なのですから!」
「へー…」
「ふーん…」



