花の名は、ダリア


「プっ」


意外な展開に、思わず吹いちゃったよ。

すると、途端にMARUTA男が刺すような視線を俺に向けてくる。

でももう、さっきほどのヤバさは感じない。


「アンタ、心配しすぎじゃね?」


俺もテーブルに頬杖をついて、少し身を乗り出して言った。


「…
いや、心配すンだろ、コレ。」


「芸術鑑賞キブンなンだって。
俺も、みんなも。
だってあのビジュアル、人として規格外じゃん。」


「…
あー… まぁ、実際…」


「だろー?
だから見てるダケ。
手ェ出せる勇者なんて、そうそういねぇよ。
あ、アンタが勇者か。」


「…
そーかな。」


「そーそー。
だから余計なコト考えてピリピリしてねぇで、二人の時間を楽しめばー?」


「…


そーかもな。
おまえ、イイヤツだな。」


ココで青天の霹靂!

MARUTA男が笑ったぁぁぁぁぁ!?