うまく逃げきることが出来、
教室に戻るために廊下を歩いていると、
「今日も今藤可愛いよな…。」
「雪と言う名前が入っている通り
あの雪のように白く、透き通った肌。」
「和風美人と言うか…。
ストレートなさら艶ヘアーが最高だな。」
(はぁ。また聞こえる…。
男子の皆は、飽きないのかなぁ…。)
誉められてるのは分かってるんだけど、
けど、そのせいで、私いつも
一人ぼっちなんだよ。
男子の皆があぁゆうこと
言っちゃうから女子が
私から離れて行った…。
でも、友達ってすごく
大事だけど、私、別に
悲しくない…かな。
…なんて嘘。
本当は、悲しい。
教室に入ると、いつもと同じように
男子に囲まれて、その光景を
睨む女子皆の冷たい目。
何度見たことだろう…。
そう思うと、男子って
何かストレートで素直だけど、
女子って何考えてるか
分からない生き物だよねぇ…。
って、自分も女子だけど。
囲んでくる男子を
私は無視して自分の
席に座った。



