その頃、ママとパパ、由香と皐月は、
お医者様の所にいた。





マ「先生…!!雪菜が…目を
覚ましたんです…!!!!」




医「お母様、それは本当ですか?!」




マ「でも、でも、雪菜は…、
拓也く……荒澤君を忘れてて…。」





医「忘れてる…?…それは、…
きっと、部分記憶喪失でしょう。」





皆「「部分記憶喪失?!」」




医「はい。これは、脳内に深く刻み込ま
れた記憶が特に忘れやすい症状何です。例えば、辛い記憶とか…。」





拓「お父様!!お母様!!…雪菜は。」





マ「拓也くんっ!!…実は…、
部分記憶喪失みたいなの…。」





拓「…そうですか…。」





医「でも、安心してください。
部分記憶喪失と言うものは、時間が
たてば、記憶が戻りますので。」





皆「「よかった…。」」





拓「お父様、お母様。それでは…
失礼します。」






マ&パ「「拓也くん…。」」











……―――――