執事に愛されお嬢様




***




家に着くと、メイドさん達が
「お帰りなさいませ、お嬢様。」と
声を揃えてお迎えしてくれた。



毎日の事だけど、
こう言うこと言ってくれると、
私は一人じゃないって
思えるんだよね。




だからこそ、学校が辛くても
やっていけるのかな…。
何て思ったりもするんだ。






「ただいま。皆。」




笑顔で私は挨拶をした。





すると、



メイドさん達に
「お客様がお見えです。」
と言われ、私は、応接室へと通された。






既に、そこには、若い私くらいの
男が一人。そしてパパがいた。



ママと私は、その若い男と
向かい合わせになるように座った。







その若い男は、どこか
懐かしい雰囲気で…。


少しだけ髪の毛が
金髪っぽい。


地毛だと思う…。


左耳に、ピアス。


色が白くて、スラッとした鼻筋。
少し、透き通った青色のような瞳が
凄く綺麗で…。




(かっこいい…。)



外人さんみたい。

モデル顔負けだな…。





「雪菜。この方は今日から
あなたの執事になる人よ。」







あぁ、執事か…。


そっか…。


へぇ。







……?





え…?






「えっっ?!」