だけど今だけ許して?

もう忘れるから、先輩への恋心を忘れるから。



だから今だけは先輩への叶わぬ想いのために
泣かせてください……。






私は泣き疲れてか寝てしまっていた。

起きると、夜の8時だった。

まだお父さんは帰ってないか。


お腹空いてないし、ご飯はいいや。


私はお父さんの分のご飯を作り、お風呂に入った。

そして、いつもよりも早めに寝る準備を始めた。