Love❤︎house




私がもう限界を迎えた時、教室に入ってきた先生によって騒ぎは収まった。




「お前ら何やってんだ、席着けー。あ、五十嵐…じゃなくて南野、結婚おめでとう」



「はぁ…」




先生、そんなついでに言っておこうみたいなお祝いの仕方ってどうなの。




まぁ、突っ込まれるよりはマシだけど。





その日の学校では、休み時間になる度にトイレに逃げ込み、女子の質問攻めから避けた。



そしてやっと昼休み。




「やっと落ち着けるー!!」



屋上で腕をぐいーっと伸ばして体をほぐす。




「大変だったね、真冬」


「うん」





私の隣で笑うのは、親友の中里玖美(クミ)。



ショートボムの髪がよく似合う、可愛らしい女の子。



クラスが違うから、こうして話せるのはお昼の時だけなんだ。