Love❤︎house




「そこまで女の子が嫌い?」


「嫌い」




即答しやがった。





「ん、奏が来た」




奏くん?


車の中から外を見ると、一台の車が私達の車の後ろで止まった。



あー、なかなか降りないと思ったら奏くん待ってたんだ。




「あいつがいた方が楽なんだよ。奏が女の相手してくれるから俺は何もしなくていいし」




親友を利用するとは……。


やっぱ愛音は愛音だね。




なんていうか、使えるものは使う、みたいな。




奏くんが可哀想だけど。




「真冬」


「ん?」




名前を呼ばれて振り向いた瞬間。



「んっ……」



唇が温かくて柔らかいものに包まれた。


それがキスだということを頭で理解するのに、時間はかからなかった。