Love❤︎house




「風呂入ってくる」




逃げるように風呂場に行き、服を脱いだ。



シャワーを浴びながら考えた。





真冬にキスが初めてではないのかと聞かれ、正直焦った。



本当のことを言うべきか、言わないべきか……。



けど、隠したところで、もし本当のことがバレたとしたら、真冬はきっと、もっと傷つくと思った。



だから、本当のことを言った。




けど、やっぱり真冬は傷ついたような顔をした。



傷つけたくはなかった。


なぜだか、真冬のことになると落ち着かない。



真冬の表情一つに、俺の心は動かされる。


初めて女を傷つけたくないと思った。

嫌われたくないと思った。




泣き出した真冬にすごく焦ったけど、アイツが俺となら平気だと言ってくれたから、すごく安堵したんだ。





なるべく大切にキスをしたつもりだ。



真冬の唇は少し震えていて、凄く柔らかかった。



触れただけでも、俺の理性は奪われた。




唇を離した後、ふわりと笑った真冬をどうしようもなく抱きしめたくなったのは、一時的なものじゃない。




昨日から、笑顔を見るたびにアイツにドキッとして、抱きしめたくなるんだ。