Love❤︎house




「おい、真冬?」




泣いた私を心配そうに見る愛音に、少し笑った。





好きになりかけていたから、初めてじゃないと聞いて悲しかった。



好きになりかけていたから、私を心配してくれて、すごく嬉しかった。





「愛音、ごめん……大丈夫だよ」




涙を拭って、愛音に笑いかけた。




心配させちゃってごめんね。


私は、大丈夫だよ。






「愛音となら、平気……」


「……わかった」





愛音は私の頬に手を添え、親指でそっと私の顎を持ち上げる。



ゆっくりと近づいていく距離。




バクバクとなる胸は止められないけれど、今はそれも心地よかった。




あと数センチというところで、私は目を閉じる。





愛音の甘い香水の香りがふわっと香り、私を酔わせる。





「んっ……」




そっと遠慮がちに触れた唇。


触れるだけだった唇は、だんだんしっかりと重なった。