Love❤︎house




「……真冬、こっちきて」




愛音がソファに座って、私を呼んだ。




私は緊張とドキドキのあまりに震えた体を動かし、ゆっくりと愛音が待つソファに座る。




バクバクバクバク……。




心臓の音がうるさい。





「あ、愛音……?」


「ん?」


「愛音は……初めてじゃないの?」


「……」






答えないってことは、初めてじゃないんだね……。




「……中学ん時に、興味本位で3回くらい女と遊んだ」





その言葉に、ズキっと胸が痛む。





「でも、こんなに緊張すんのは初めてだ」


「え?」





愛音は私の手を取ると、自分の胸に当てた。



その瞬間、手から伝わってくる愛音の心臓の音。



私と同じくらい、ドキドキしてる……。




「キスも、それ以上も初めてじゃないけど、相手を傷つけたくないって思ったのは、お前が初めてだ」




真っ直ぐ私の目をみて、愛音は言ってくれた。


キスも、それ以上も初めてではないと聞いた時はショックだった。



けど、今は私を見てくれてる。



私が傷つかないかって、心配してくれてる。



嬉しかった。





「ふぇ……」




初めて、愛音の前で泣いた。




悲しいからじゃない。

苦しいからじゃない。




嬉しいから、泣いたんだ。