「……真冬、行くぞ」 「っ……」 愛音の後ろをついて歩く。 もちろん、心臓はバクバクいってる。 いつもなら全然平気な二人きりのエレベーターの中も、今はスゴく気まずい。 「先に着替えるか」 「あ、うん……」 先に私が着替えさせてもらった。 愛音の着替えが終わる間、考えた。 どうして、愛音はあんなに落ち着いていられるの? もしかして、キスは初めてじゃないのかな……。 そう思ったら、少し胸が痛んだ。 部屋着に着替え終わった愛音が戻ってきた。 「……」 「……」 き、気まずいよっ!!