side 真冬
クタクタで帰ってきた家。
もう何も考える気にならない。
携帯を開くと、友達からのメールが10件とLINEが……486件!?
きっとそれくらい驚いたんだろうな……。
それもそうだよね。
同じ学校で普通に話していた人がテレビに出てて、さらにそれが結婚しましたー、なんて。
明日学校行ったら、絶対注目される。
行きたくなーい。
なんて考えながらリビングに入ると。
「っ!?!?」
お義母さんとお義父さんがキスしてた。
その光景を見た瞬間、さっきまでの悩みが一瞬にして全て頭の中から消えた。
そ、そうだったっ……!
決まりごとだったよ!!
すっかり忘れていた私。
も、もしかして私……。
「真冬」
「わあぁあ!!」
急に後ろから声をかけられて、思わず叫んでしまった。
「うっせぇなぁ……何してんだよ、こんなとこで」
な、なんだ、愛音か……。
「何って、言われましても……」
キスしているところを見て固まってましたー、なんて言えない!!
クタクタで帰ってきた家。
もう何も考える気にならない。
携帯を開くと、友達からのメールが10件とLINEが……486件!?
きっとそれくらい驚いたんだろうな……。
それもそうだよね。
同じ学校で普通に話していた人がテレビに出てて、さらにそれが結婚しましたー、なんて。
明日学校行ったら、絶対注目される。
行きたくなーい。
なんて考えながらリビングに入ると。
「っ!?!?」
お義母さんとお義父さんがキスしてた。
その光景を見た瞬間、さっきまでの悩みが一瞬にして全て頭の中から消えた。
そ、そうだったっ……!
決まりごとだったよ!!
すっかり忘れていた私。
も、もしかして私……。
「真冬」
「わあぁあ!!」
急に後ろから声をかけられて、思わず叫んでしまった。
「うっせぇなぁ……何してんだよ、こんなとこで」
な、なんだ、愛音か……。
「何って、言われましても……」
キスしているところを見て固まってましたー、なんて言えない!!