Love❤︎house





会場は沢山の人で溢れていた。


綺麗なドレスを着た大人から同い年くらいの女性。


スーツを着こなした若い方から年をいったダンディな方。




「愛音、この人達って全員企業の人?」


「まぁ、そうだな。財閥の人、コーポレーションの人、またその御曹司やら令嬢だな」




ひぃーっ!

何か失敗したら、取り返しのつかないことになりそう……。




会見の時と同じように挨拶をし、そのあと愛音と一緒に挨拶をしに回った。





ひと段落ついたところで、ずっと尖らせていた神経を休める。




「おーい、愛音!真冬ちゃん!」




明るい声が聞こえて、呼ばれた方に顔を向けると、奏くんがいた。




「お疲れ様ー!愛音は慣れてるだろうけど、真冬ちゃん疲れただろー」



「はい、すごく」





私が答えると、敬語じゃなくていいよー、と笑った。


なんか……奏くんの笑顔みてると癒されるかも。



犬みたいなんだもん。






「それにしても、ホント真冬ちゃんて可愛いわー!愛音の隣がこんなに似合う子、絶対いないでしょ」




か、可愛くないよ!




「奏、お前華奈は?連れてきてんだろ?」




華奈?





すると奏くんはしまった!という顔をして、慌てて駆け出して行った。




少しして戻ってきた奏くんの隣には、可愛らしい黒髪のロングストレートの女の子がいた。