Love❤︎house




「全く、急に走り出すなよなー……って、誰!?このめちゃくちゃ可愛い子!!」





今頃気づいたのかよ。

遅すぎんだろ。






「あ、愛音」





真冬が隣でクイッと俺の袖を引っ張る。





「あぁ、コイツは新垣 奏。新垣財閥の次期社長で、ガキの時からの付き合いなんだ」




真冬はそうなんだ、と納得すると、奏に向かって自己紹介をした。





「初めまして、五十嵐 真冬っていいます。奏くん……でいいですか?」



「え……あ、うん……」







奏のやつ、真冬に見惚れてやがる。





「奏、真冬は今日から俺の嫁になる」





その瞬間、奏が固まった。






「へ?よ、嫁?」


「そう」


「今日から?」


「あぁ」


「こんな可愛い子と?」


「しつけぇな、そうだっつってんだろ」







何回聞くんだよ。






「マジかよーーーっ!!」






そしてうるさい。