「まぁ、キスはしたい時にしてくれて全然オッケーだから♪」
なんでそんなに楽しそうなの、お義母さん……。
「あ、キスといえば、結婚して20年経つまでは、妻はキスマークをつけなきゃいけないの」
「っ!?!?」
ビックリし過ぎて、危うく椅子から落ちそうになった。
キキキ、キスマークっ……!!?
お義母さんは、驚いている私に「ほら」っと左肩を出した。
そこには、鎖骨あたりにキスマークがっ……!!
隠れててきづかなかった……。
「キスマークをつけるのは、私はもう人のものですっていう、忠誠の心を示すためなの。
それにね、これすっごく使えるのよ!言い寄ってきた男にこれを見せれば引いていくんだもの♪」
お、お義母さんって……スゴイ。
「真冬」
「うん?」
愛音がクイっと私の袖を引っ張って呼ぶ。
「言っとくけど、あのお袋のキスマークはヤッてついたやつだから」
ヤッて……?
ヤる……?
分からない私に、愛音はため息交じりに直球で言った。
「SEX」
「セッ……!!?」
叫びそうになった私の口を、愛音が塞ぐ。
「叫ぶな!」
「だって……!」
セ、セックスなんてっ……!
言葉を聞いただけで体中が熱くなる。



