そのあと、執事さんが夕食の用意が出来たと呼びに来て、夕食を食べたんだけど……。
豪華すぎて、ちょっと……いや、かなり戸惑った。
テーブルマナーはよく分からないから、愛音やお義父さんを見て、見よう見まねで乗り切った。
つ、疲れた……。
部屋に再び戻り、ソファに寝転がる。
お金持ちの家って大変。
一瞬でも気を抜いたら、何かやらかしそうで怖い。
「風呂入ってくれば?少しは疲れ取れるだろ」
「うん、ありがとう」
私のこと気にかけてくれたのかな?
なんだ、愛音にもいいとこあるじゃん。
私はお言葉に甘えて着替えを持って、洗面所に向かった。
お風呂場に入ると、そこはすごく綺麗な景色で、星が夜空一面に散らばっている。
「綺麗……」
雨が降った日には、透明のガラスが天井を作るって、愛音が言ってたっけ。
今日は天気がいい日だから、星がたくさん見えて、プラネタリウムみたいだった。
湯船も広くて大きい。
ジャグジーもついてる。
こんなに贅沢してたら、罰が当たりそう。
「気持ちよかったー……」
お風呂から出ると、愛音がテーブルに書類みたいなものを広げて、何やら書き込んでいた。



