Love❤︎house




グイッと顎を持ち上げられたと思ったら、次の瞬間には目が合っていて……。




私の心臓はさらにドキドキを増して行く。





「は、離してよ」



「俺の名前呼んだらね」






名前!?






「あ、愛音さん?」


「呼び捨てにしろ。さん付けんな」







こ、こんの俺様性悪男っ……!





とりあえず、早くこのドキドキから解放されたい。



このままじゃ、心臓破裂しそう……。






私は意を決して、半ばヤケクソに叫んだ。





「あ……愛音っ!」





もうヤダ。

もうイヤ。



恥ずかしくて死ぬ……っ。



女子高に通っている私は、この2年間と少しで男の免疫をなくしている。


そんな私に、こんなハイレベルな男は無理に決まってる。




「よくできました」




その声と同時に愛音の手が私から離れていく。




た、助かった……。