真正面に愛音がいる。
か、顔見れないっ…!!
「こっち向けよ」
「イヤ」
「向けって」
「絶対イヤ」
見たら絶対、心臓破裂する。
「…なら、無理矢理にでも向かせてやる」
「へっ…?きゃあ!?」
グイッと引っ張られて、気づけば私は愛音に後ろから抱きしめられるような姿勢になってて。
「やっ…離してっ…」
背中に愛音の堅い胸板の感触。
二人とも今は裸。そのため、肌と肌が吸い付くように密着する。
恥ずかしい。
恥ずかしい。
「真冬」
「っ…」
耳に囁くように名前を呼ばれ、ドキドキして、言葉につまる。
メニュー