「ちょ…愛音!?」
「なに、欲しいんだろ?」
「欲しいけど、でもっ…」
「いいよ、買ってやる」
てか、ペアルックのやつ欲しがるとか可愛すぎんだろ。
「あ、ありがと…」
「どういたしまして」
くしゃっと真冬の頭を撫でると、いつものように顔を真っ赤にしてうつむく。
…可愛いやつ。
「お待たせいたしました」
店員から渡されたネックレスを見ると、しっかり俺と真冬の名前がアルファベットで彫られている。
俺の名前が彫られたものを真冬の首につけてやると、真冬は嬉しそうにそれを眺めた。
その様子を見て思った。
真冬も俺のこと好きなのかな、って。



