「あいつが泣くだけで焦るし、笑った顔見るとなんか落ち着く。
で、それを他の男には見せたくねぇって思うんだから、好きなんだろ」
あいつがすぐに顔を真っ赤にするのとか、純粋なところとか。
そういうのは、俺だけが知っていればいいと思う。
他の奴なんかに見せたくない。
いつの間にか、そう思うようになってた。
「そっか。じゃあ今はもう華憐ちゃんはいいんだ?」
「は?何でそこで華憐が出てくんだよ」
「え、だって好きだったんじゃないの!?」
はぁ!?
「俺がいつ好きだって言ったんだバカ」
「だって華憐ちゃんが引っ越す時泣いてたじゃん!」
あー、うん。
確かにあの時は泣いてたけどな。



